The Incredible Piece of Cotton

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ふらの一枚の布から、すごい世界に出会ってしまいました。

綿繰り機を買いました。綿の実をくぐらせて、綿と種を別々に分ける工具です。いくつか見ましたが、京都の稲垣機料の綿繰り機がいいようだったので、ネットで注文しました。

届きました。木の匂いがします。手の当たるところは全部に面取りしてあって、触っても粉や木屑がつきません。一枚板で、釘がなく、目に痛いというか重いものがありません。ただ触っていたい感じです。職人さんの分け御霊が来たと思ったほどです。道具とか工具と言うより、芸術品だと思いました。パートナーは伝統工芸品だと言ってました。もちろん彼の方が、事実に近いんでしょう。

わたしたちが栽培して爆ぜた綿の実を通してみました。綿が反対側に、種は手前に落ちます。さすが、ふらの綿です。まるでトイプードルの子犬がいるかのような、フワフワで、暖かな綿ができました。2時間ぐらい綿繰りをしてみましたが、ほんの少ししかできませんでした。この後、綿打ちしてゴミを取り質を整えて、それから糸に紡ぎます。慣れないながら織って布にしたいですが、慣れないだけに気の遠くなるような作業です。でも、手作業ですから、やはり「気持ち」が入ります。

インドから仏教とともに綿が伝わって、全国で広く栽培されるようになったのが1600年代だそうです。わたしのしていることが、400年前と同じ方法かと思うと不思議です。ふらも元々は伝統工芸品だそうです。こんな風に、誰かが時間をかけて、綿にストレスをかけないようにして生まれたものだったのでした。

現代、ふらで癒されている人がいます。わたしたちが今、家で話しているのは、寒くなってきたから布良の生糸で編んだスヌードをしようとか。今日は腰が重いから布良の腹巻をするとか。人は昔から、綿で(日本では古くから麻でも)癒されて来たのでしょう。

    身体にいいものは、地球にも優しいのです。
    What is good for your body is good for our planet.

    身体にいいものは、地球にも優しいのです。
    What is good for your body is good for our planet.

このフレーズは、わたしがTengudoとして活動するにあたり、モットーにしているものです。地球に住むものとして、地球が健康であればわたしが健康である。その逆に、わたしやあなたが不健康な生活をしたり、化学薬品を使うほど、毒素をため込み不健康になる。それは同時に地球を汚し、生態系全体を疲弊させる。その悪循環をストップしたい気持ちを示しています。

This phrase is my motto when working as Tengudo. This represents my mission to stop the vicious circle as a habitant of the planet;

I am healthy when Earth is. Conversely, if we live the unhealthy living and using loads of chemicals, we accumulate toxins in our body and become ill. That simultaneously pollute Earth and eco-system must pay the bill.

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