アドバイスを受け入れる力を

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磨かないと絶対うまくいかないよ。

こんにちは、Tengudoです。フィリピンが大好きなミラクル英語スペシャリストの何とかなっちゃう話にようこそ。まるかんのユーザーであるわたし、今日も斎藤一人さんの「一日一語 斎藤一人三六六のメッセージ」にインスピレーションを得ました。

昨日、一昨日と伊勢志摩の陶芸家、榎本合歓さんの作品を見ながらの雑穀料理のランチ会がありました。わたしはお湯呑みとご飯茶碗を買うつもりで一昨日のランチ会に参加してきました。その晩、玄米茶を淹れる時、やかんから一旦お湯を合歓さんの器に入れて少し覚ましてから急須に注ぎました。その時茶葉の開き方が違ったのです。味も違いました。すでに合歓さんの器以外で食事をしたくなくなってしまい、昨日もお皿を買い足しました。

合歓さんの器は、体に良い素材を使い、風水で入口や窯の場所を決め、縄文式の発火技術を使って、作っているそうですよ。イザナギノミコト、神武天皇のご縁を感じて、窯では正しく律しているのだそうです。汁椀は鉄分の多い土を使うなど、「処方」するような考え方で制作して販売してきたそうですが、最近は丸くなったのであんまり「処方」してくれなくなったそうです。わたしには特に健康上のアドバイスも、陶器の処方もしてくれませんでした(笑)。まるかんの青汁酢を今たくさん飲んで肝臓病を治そうとしているので良さそうに見えたのでしょうか?(自分の都合のいい妄想中)

合歓さんの塩壺はある雑穀料理のネットショップでも取り扱いがあります。制作もたくさんしているそうですが、10個作って、窯から割れずに出てくるのは6個だそうです。それが歩留まりだそうなんですが、素敵じゃないですか。五分五分よりはいい確率だとわかって、6個作るために10個の制作を繰り返すって、しみじみというか、侘び寂び的な素敵です。わたしは製造業の通訳をしていまして、わたしのいる大量生産のものづくりの世界では歩留まりはもっと高いです。合歓さんのお話に、地球に生きる者として原点に還った気がしました。

合歓さんはランチ会を主催してくれたくみれっとの田村久美子さんと気が合っているようです。それは久美子さんが体に良いものを妥協せずに選んで、妥協せずにおいしく仕上げて、妥協せずに人に広めるからだと思います。毎日毎日、有機野菜にあくまでもこだわるところなど、潔いです。器や、食材や、調理器具や調理方法を追求するって実は、自分の体を大事にして健康を作り上げる医食同源の工程ですね。

わたしはわたしとパートナーのためだけの医食同源ですが、合歓さん、久美子さんは職業として、プロとしての医食同源でした。わたし個人とプロの違いも当然認識させられましたが、アドバイスをいただける立場にいる自分は幸せですよ。本当に素敵な時間を過ごし、家に帰ってきて、まるかんの青汁酢を飲みました。本当に体が必要とするものが、手に届くところのある安心感。実際にあるものなんですよ。

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介護帰国から始まったわたしの通訳ジャーニー

セブ島でスキューバダイビングショップの店長だったわたし。その時は、のちに日本に帰国することになるとは思いませんでした。さらにキャリア転換をして、英語通訳になるなんて夢にも思っていませんでした。きっかけは、アブサヤフのシパ