キショウブの群生ゆらりん川風や

Yellow iris
colony sways
river breeze

好きな人
好きな人がいるだけで
人生に花が咲く

ひとりさんの一日一語 (令和編)

今日5日目、自転車に乗ってきました。今日は土手のよもぎを掘って持ち帰りたかったのでした。雑草を刈る業者は昨日どこまで刈ってしまったやら。サイクリングロード脇15センチぐらいの幅で、刈られなかった雑草が残っていました。アスファルトのそばに石で固めてあるところだったので、雑草を刈る業者が機械を入れられなかったのかな。刈り残したところによもぎが残っていたので、掘り返してみました。驚き。石で固めてあるので、カマが入らない。別の株にしました。カマが入ったものの、根が深いんですね。そして、地中の根で別の株に繋がっていました。結構掘り返さないと株が取れません。また土ごと掘って持ち帰りたかったのですが、よもぎが生えていたのは土というよりは砂で、バラバラと根から剥がれてしまいました。さすがハーブ。おかれた場所に一生懸命根を広げるんですね。

自転車に乗ると、風を切る音が聞こえます。今までジムやらヨガやら頑張ってみましたが、わたしにはこれが必要だった。結局、自分は野生人なんでした。アウトドアとかね、マーケティングで使われる言葉だとちょっとわからなくなっちゃうんですけどね。とにかく風切り音を聞いていたくて、風を肌にうけていたくて体で太陽を浴びたいのでした。そしてたまに水の中にいないといけないの。子供の頃、うずらを買ったことがありました。鳥籠に土を入れてあげたら、とてもうれしそうに土を浴びていました。そういうDNAレベルで望むことを無視しては心も体も健康にならないの。きっと人間もそういうことを無視しちゃいけないの。

さて、土が剥がれたよもぎをやや動揺しながら持ち帰ったら、パートナーがさっさと土に植えてくれました。パートナーと「やっぱり、like-minded なんだな。似てるんだな」と思えた瞬間でした。あとはよもぎに我が家で根を張っていただけるように毎日見てあげたいと思います。こういうことを好きな人との生活の中に織り込んでいかれることが幸せです。

一人さんは彼女を40人に絞り込むんだそうです。どんだけ幸せなんでしょうね。

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