大平塩田のお塩

わたしが大阪の「楽re」の大平美智子先生に会ったのは、自分がC型肝炎の診断を受けて手術を受ける準備をしていた頃のことでした。

それまでわたしは、自分の夢を途中で諦めてフィリピンから帰ってきて、若年性痴呆の母を面倒をみながら仕事を一生懸命やっているのに、あの病気の診断もあり、この病気の診断もあり、そして今度はこれか…。

「わたしは何も悪いことをしていないのに、わたしの運命はどこで間違えてこんなことになってしまったんだろう」と被害者意識でいっぱいだったときです。

先生はたった一言「手術なんてしたらあかん!」とおっしゃいました。
「カラダ、ボロボロになるで~インターフェロンなんか入れたら~」とおっしゃいました。

インターネットやブログ等で健康を説く人には、ちょっと聞いただけでは過激と思えるような発言をする人はたくさんいますが、大平先生はちょっと違ったのです。

大平先生は、コンビニ診察の様なことはしません。セミナーを開いて、わたしたちの飲んでいる水の危険性について、まず教えてくれます。

わたしたちが食べている塩の危険性について教えてくれます。

わたしたちが食べる砂糖の危険性について教えてくれます。

わたしたちが食べている料理用のオイルも然り、牛乳も然り。

すべて科学と臨床に基づいたお話をしてくれるのです。それでもわたしたちが親や社会生活をする中で自然と身についてきた常識というものからは、とてもかけ離れていて、それを自分の生活に取り入れる様にするには時間が掛かりました。まずは塩です。

わたしたちがスーパーやデパート等で普通に買えるお塩、これは海から来たお塩ではないのです。海のお塩を食べると排毒をしてくれます。排毒をするときは、お通じとなって排毒するわけですが、排毒するときのお通じはお腹が痛くならず、お尻も痛くなりません。それが本物のお塩なのです。

まずそのお塩を食べるという習慣にならなければ「考え方が変わらなかったな~」と思います。

先生の話を聞いたときに、この人の話を信じてみようと思ったわたしの直感。本物のお塩を入れたときに、今までそれを食べたことがなくても「これはカラダが楽になるものだ」と教えてくれたわたしのカラダの反応。

それが分かってから見る政府の広報や企業の広告の運ぶメッセージのこと。すべては同じ生活なんですが、意識のレベルが違うから、すべてが違う生活です。大平先生の止まらない進化と、今日のところはお塩に感謝します。

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