憬れてもらえる存在になろう

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https://www.youtube.com/watch?v=D3391qrhshs

80年代にとっても危険な香りのするシンガーが登場しました。プリンス。歌詞がきわどい。ステージのパフォーマンスが崇高で、おぞましい。教会や学校の関係者は激高したと思われます。しかしエンターテイナーとして目が離せるような人ではなかったのでした。

When doves cryという楽曲の中で、こんなフレーズがあります。

自分は父のようにわがままだったか?

あなたは自分の母のように、満足することがない人だったのか。

これは修復できず壊れていく恋人との関係に、自分の中にある深い闇や、自分の逃れられない運命をみて悲鳴を上げているかのようです。しかし、キャッチ―で一緒に歌いたい。

悪魔、別名サタン、別名ルシファーはこういう存在だったのでしょうか?悪魔と言っても、神様の一人です。言葉には限界がありますが、憬れてしまう要素を感じてしまう自分がいます。

プリンスは、残念なことに2016年に57歳で亡くなってしまいましたが、一人のファンとして、こんなところが好きでした。

自分の感覚に正直で、(例えば、生涯ミネアポリスから離れなかった)。

その感覚を研ぎ澄まして、(芸名を色々変えていた)

共鳴するような人(シーラEとか、Twinz)とコラボレーションして

憬れるファンがいて(わたし)、非難誹謗するアンチなファンがいても言い訳もしなかったが、やめなかった。

自分を愛して他人を愛することができる人ってことですよね。他人を愛するって、他人を自分に合わない人も、合わないままでOKと思えることだと最近思いました。

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