布良と日用品の話。
布良のQ&A その3
Q4
布良は人の健康に良いと言われているのはどうしてですか?A4
本来、生活の基本は衣・食・住。人間は他の動物と違い毛皮を着ないで裸で生まれてきます。ですから体温を維持できない。すると、身体の代謝は止まります。また、肌は呼吸しています。身体に良い自然のもので身を包むと、身体は甦り治癒能力が向上していきます。布良で身体を洗うと、肌から有害な化学物質が入らないのです。化学物質は、肌から血液に入り肝臓に行くとのことです。気を付けましょう。
ふらのわ会の資料より
森美智代さんという鍼灸師さんは20代のときに難病を患って「西式甲田式」の健康法で見事に復活します。西式甲田式の日課がありその著書『食べること、やめましたー1日青汁1杯だけで元気に13年』の中で紹介されています。
この本に出会った頃は、わたしも肝臓の病気を非常に心配していた頃で、自分の会社員生活の中で取り入れられることは真似しようと思って、一生懸命「金魚運動・合掌合蹠(がっせき)運動」等を試してしていたときがあります。裸療法と温冷浴というのがあって、これによって皮膚を鍛えるのだそうです。このときに「人間の皮膚が服で包まれているから守られているわけではない、いいことばかりではない」ということを最初に認識しました。
その後、楽reの大平先生に出会い、皮膚が身体の大きな内臓であること。ここで毒素を身体に入れない様にするために皮膚が頑張っていることを学びました。水道水には消毒剤として塩素、他に塩素が水道管を傷つけない様にするため、水をアルカリ性にするものも入っていて、それを料理だけでなくお風呂やシャワーで使っているのです。
また、健康のためにプール等で泳いでいても、その中に消毒剤が入っています。皮膚から経皮毒としてたくさんの薬品を取り込んでいること、それが肝臓に行かないので身体に直接吸収されてしまう等々を勉強しました。
わたしたちは身体に悪いものは「お酒・コーヒー等の嗜好品と油もの」と安易に決めつけ過ぎで、それ以外にも沢山たくさんある訳です。女性用の生理用品も含まれますし、もちろんケガしたときに使うガーゼ等も含まれますし、日ごろ吸っている空気も含まれます。
だから体表から入ってくる経皮毒を管理することは、自分の健康に直接関わりがあります。入らない様にすることも注意が必要ですが、それ以上に一度入れてしまったものを外に出すということもとても大切です。
布良は、そのどちらにも効果があります。布良が皮膚からの排毒も助けてくれるのです。布良のタオルを使い、合成洗剤を使わない入浴方法のお陰で、皮膚から薬品が吸収されません。入る薬品が無いので、身体は排出の仕事が出来ることになります。
また、パジャマを使ったときの心地良さと、身体が排毒するに合わせて、布良の糸が変色してやせていきます。布良の糸の変化の激しい場所を見ていると、自分が不調を感じている内臓と同じ場所なので別の意味で驚きです。
自分の身体と外を隔ててくれている皮膚。この機会に、ありがとうしてみてください。肌へのご褒美には布良をどうぞ。