わたしがローリングストーンズを知ったのが1980年代。ファンになったのが1990年代。ローリングストーンズは結成が1962年でしたので、わたしがファンになったころはすでに30年の芸歴がありました。バンドの音楽性も変遷しるものですからそれだけの芸歴があれば時期によって、アルバムによって、イメージの違うローリングストーンズが楽しめます。わたしはSympathy for the Devilが収録されているBeggars Banquetが大好きでした。
Sympathy for the Devil
And I was ‘round when Jesus Christ
Had his moment of doubt and pain
Made damn sure that Pilate
Washed his hands and sealed his fate
イエスキリストが、疑いと苦しみの中にいるとき、その場にいました。
そして間違いなくピラトが手を引いて、キリストの運命を葬り去るように仕向けましたPleased to meet you
Hope you guess my name
But what’s puzzling you
Is the nature of my game
お会いできてうれしいです。
わたしの名前はもうお判りでしょう。
あなたが戸惑うようなことが、
わたしのビジネスです。
Rolling Stones
ウエイン・ダイヤー博士の朗読本によると、聖人に指定されたマザー・テレサが、インドのカルカッタで、どぶから貧しい人を引きずり出して助けるときに「乞食の誰もがみな心にイエスキリストを宿す」と語ったのだそうですが、ローリングストーンズも基本的には同じようなことを知っていたわけです。
今日のビデオはローリングストーンズのオリジナルではなく、ファレルのネプチューンのリミックスバージョンです。自分の心の隙間に入り込むもの。あれっと思うといつもの自分じゃない、背筋に嫌な汗をかくような、わたしたちのアルター・エゴは、結局。。。