個性は直す必要がない

今日はカミギン島からマクタンに移動します。今はカミギンの空港で搭乗を待っています。

古い友人のDiggiに送ってもらいました。昔からの友人は良いものですね。Diggiと話すと昔の話ができて笑ってしまいます。

わたしには昔からの友人というものがあまりありません。親が離婚し、わたしと弟は母に引き取られました。そしてわたし達の小学校の担任の先生が母と再婚しましたので、わたし達はしばらく、継父を先生と呼んでもいけなく、お父さんとも呼べず、お友達にも事情を説明できず、引っ越して転校しました。

その後もまあ大体そんな感じでした。フィリピンに移住したり、戻ったり、また移住したり、その後出身の東京を離れて静岡に来て、いつも何かしら「言ってはいけない過去」とか、「話してもわかってもらえない過去」を持っていたような気がします。

わたしと弟は大人になりましたので、さすがに最近では「子供時代はキツかったな」という話をします。同じ家族ですが、年齢や性別が違うと体験が違いますし、簡単に言うと弟は覚えていないことがあるらしいですよ(驚)。

一方で、Diggiはドイツの南、ほぼ国境近くの小さな町の出身だそうです。家畜を飼い、クリスマスが来ると絞めて料理をする習慣があり、生き物が食べるものになる過程を見る社会で育ったそうです。体もがっしりしているので、考えすぎで頭が便秘と言うことはないらしいです。考え過ぎたなと思うとカミギン島の火山に走りに行くのだそうです。ヨガスタジオで暝想するよりはそちらが心が静まるのだそうです。

Diggiがどういう人生を送っていても、それ自体はどうでもよくて、でも絶対的にDiggiは、わたしが味方したくなるような一貫したものがあります。そして、わたしがDiggiの事業を利用して、ちゃんとお金を落とす。Diggiはわたしにサービスする。2人ともハッピーというお付き合いを今の所しています。

人は違っていないといけないですよね。仲良しだって、家族だって違う個性でいいですよね。個性は大切にしましょうよ、ねー。

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