人間は意思が勝れば

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運命はどうとでも変わるんだよ。

こんにちは、Tengudoです。詩人、ダイバー、フィリピンスペシャリスト、の何とかなっちゃう話にようこそ。今日も斎藤一人さんの「一日一語 斎藤一人三六六のメッセージ」にインスピレーションを得ました。

肝臓癌で余命半年と言われたM島さんという方がいます。この方とは、オーガニックコットンの愛用者の会、ふらのわ会で知り合いました。生活にふらのタオルを取り入れて、「心模様」を変えて自分で治してしまいました。実はこの方、親だったか親戚が決めた結婚相手のところに一人で電車で移動する時、その電車賃で逃げたんだそうですよ。ですからご主人とは自分の運命で出会いました。九州の女で、男には女遊びは必要だから、認めるという人でした。そして、ご主人の運命を受け入れていました。この方は、元がそういう奇跡を起こすような人だったなあと思います。

わたしが自分とパートナーとの人生の行き先に悩んでいた頃、M島さんと出会ったのでした。M島さんからは「言葉遣いが悪い」と言われました。当時から言霊は意識していましたので、そんなつもりありませんでした。「どうして?何が?」と聞いたら「大切な人を大切に表現していない」と言われました。わたしは「だって事実だもの」と言いました。M島さんは「今はそうかもしれないけど」と言いました。この指摘が、当時のわたしには理解できませんでした。

あれから数年経ちました。今なら言えるけどね、あの頃のわたしは「言葉遣いが悪かった」です。また、人生の舵取りをしていませんでした。奇跡を起こすような人は、人生を流されて生きていません。ちゃんと舵を取っていましたよ。M島さんの場合は、月々いくら必要で、そのためにはこういう行動をする、そのためにこういう勉強をするという考え方がきちんとできる人です。そうやって生きているから、奇跡が奇跡として起きるんですよね?。

わたしはね、自分がそうだったから舵を取っているつもりで流されている人のこともわかりますよ。わたしは、必要な予算や収支の計画があんまりできない方なんですね。それもよーく実感しました。しかし、変えられること(言葉遣い)、変えられないこと(収支計画が苦手)、立ち向かえること(仕事等での不当な扱い)、立ち向かえないこと(家族の絆)含めてそれが全部「わたし」でした。わたしがわかるのが、人生の醍醐味だったとも言えるじゃないですか。

自分が分かったらさ、そしてそんな自分の運命でうまくいっていないことがあるなら、本気でそんな運命は嫌だと思ってみましょうよ。わたしの場合、残りの人生、治らない病気に遠慮するような人生なんて嫌だ、絶対治すんだと本気で思うことにしました。わたしはインターフェロンのような治療ではなく、別の方法で、やりたいことはなんでもやれる人生を生きたいんです。だから、そちらを本気で選びます。

どうにでもなるんだって、どうにでもしてきた人が言うんだから、信じた方が楽しいね。

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