痛みと癒され方

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身体が痛い。

何をやっても良くならない。それどころか返って悪くなる…。

わたしは右肩に慢性の肩凝りがあります。

先週から痛いし、最近は痛みが肝臓や膵臓のある場所に広がって、疲労感が取れません。翻訳の仕事が混んでいるのにどうしようかと思っていました。

ストレッチをしました。

足指のキワをマッサージしてみました。

遠赤外線の温熱器を使って温めてみました。

唇に水泡ができましたので、身体が重金属を排出しているのがわかりました。

海の塩を飲んでデトックスを助けようとしました。

世界の平和を祈ってみました。ダメです。痛いのです。

それでパートナーに頼んで、痛いところに手を置いてもらいました。彼の手のぬくもりに、刺激されたかのようにわたしの心に湧き上がってくる感情がありました。

以前味わったことがある感情です。

体力、精神力とも大変キツイ仕事をしていたことがありました。あの時の孤軍奮闘の時の絶望感を思い出しました。仕事がキツイ。疲れた。投げ出したい。しかし、ピラニアのようにわたしのポジションを虎視眈々と狙い来る、いくつもの顔が見えて弱みが見せられないジレンマ。

でも、そんな日々は終わったのです。今のわたしはそんな日々をサバイブしました。
だから今回も大丈夫。

そして、言葉に出して言ってみました。

    「わたしは一人じゃない。気遣ってくれる人がいます。わたしが助けを求めることは弱みを見せることではありません。わたしが助けを求められたら助けてあげたいと思うように、わたしを助けたいと思ってくれる人がいます。朝早い日があるけど、それは確かに憂鬱だけど、でもパートナーも協力してくれるので大丈夫です。」

アファメーションが効いたかな。今日は肩の調子も良いようです。

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母国語以外で話をしていると、必ず「うまく置き換わらない表現」に出会います。
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介護帰国から始まったわたしの通訳ジャーニー

セブ島でスキューバダイビングショップの店長だったわたし。その時は、のちに日本に帰国することになるとは思いませんでした。さらにキャリア転換をして、英語通訳になるなんて夢にも思っていませんでした。きっかけは、アブサヤフのシパ