Ain’t No Sunshine by Bill Withers

TBT Ain’t No Sunshine by Bill Withers

これは1999年のロマンティック・コメディ、ノッティング・ヒルで使われた一曲でした。映画の主演はジュリア・ロバーツとヒュー・グラントで、この映画を見たら、男性は皆ジュリア・ローツの、女性は皆ヒュー・グラントのファンになってしまうような、甘くて切なくてハッピーエンドの映画でした。

この映画が公開された前年、わたしは初めてイギリスに行き、この映画自体はドイツに遊びに行ったときに、泊めてもらった友人宅で見ました。アナとウィリアムが映画を見に行ったときに、ウィリアムが眼鏡の代わりに、度つきのダイビングマスクをつけるシーンがあったからです。

この映画は、冴えない本屋のオーナーが、世界で一番有名で人気のある女優と付き合うのは難しいというストーリーラインでした。この曲はアメリカ人人気女優アナがイギリス人の書店オーナー・ウィリアムの元から離れているときに、時が流れ、季節が変わり、赤ちゃんが大きくなったり、ウィリアムの妹が恋人と別れたりしているコマとともに、伝わってくるシーンで流れました。いろいろなことが外で起きているのに、ウィリアムのそばにはアナはいない。おそらく連絡を取る方法もないまま、あきらめきれずに、一人で、はた目にはいつも通りに過ごしている。そんな切なさが伝わってくるシーンでした。

風神雷神さんがついているわたしは、風来坊なので、仕事のあるところに飛んで行ってしまうアナの生活スタイルをうらやましいと思ったりしました。思えば今は、大切な人を置いて風来坊はできないと考えが変わっていました。

Ain’t no sunshine when she’s gone.
彼女がいないと、お日様も照ってくれない。

逆もまた真なり。彼がいないと、お日様も照ってくれないですからね。

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